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乳がん検査、マンモグラフィーとエコー検査を受けてみた

初めての乳がん検診

一年ほど前から左胸の痛みを感じるようになりました。

 

触ると柔らかいしこりがあり、押さえると痛い…

そして生理前に胸が張ると痛い…

 

一体なんだろう。

不安を抱えつつも、乳がんだとしこりは堅くて痛みもないことが多いと書いてあったのでしばらく様子を見ていました。

 

なんとなく病院に行くのもおっくうで(*_*;

放置したまま時間が経ってしまいました。

 

しかし、今まで押さえないと痛みを感じなかったおっぱいが何もしなくてもズキズキ痛むように…

やっと、重い腰をあげて乳腺科に予約をして診てもらうことにしました。

 

目次

女医さんがいる乳腺科へ

おっぱいに違和感。

これは女性ならばまず乳がんを心配しますよね…

 

しかし、乳がんを疑った場合って何科に行けばいいんだろう

私は現在アラフォーですが、今までに一度も乳がん検診を受けたことがありません。

 

初めての乳がん検診

 

市からは検診のはがきが届いていましたが、スルー…

なんだか抵抗があったのと、調べるのが怖かったので(*_*;

 

小林麻央さんの乳がんが大きく取り上げられてからは検査に行く人も増えていたようですが、やはり、なんやかんや理由を付けて避けている人も多いんじゃないでしょうか。

 

実際、私の周りにも乳がん検診を一度も受けたことがない人は結構います。

私も胸の痛みが本格的になるまで、なかなか重い腰を上げることができませんでした。

 

日常生活でも痛みを感じてしまい、仕事にも集中できなくなりました。

休みの日も痛みが気になる。

そうなって初めて予約をすることができました。

 

乳がんかも…何科を受診すればいいの?

乳がんの疑いやおっぱいに違和感を感じたとき、いったい何科を受診すればいいの?

という方って多いですよね。

 

婦人科?

内科?

外科?

 

婦人科のイメージが強いのですが、外科や乳腺科が専門のようです。

 

乳がん検診を行っている病院はたくさんありますが、詳しい診断や治療を行うのは専門医です。

診断には乳腺に関する専門知識が必要になってくるので、まずは検診をという方は良いかもしれませんが、違和感や不安がある方には専門の先生がいる病院がおすすめです。

 

私は女医さんがいる病院がいいなと思って探していたので、「乳がん 女医 地域名」で検索していました。

何件か出てきたので迷っていましたが、女医さんがやっている乳腺科をたまたま見つけて予約。

 

検査も診察も流れができていてスピーディー!

行ってみた感想としては、とっても良かったです。

 

女医さんに女性スタッフだけというのも初体験の私には気が楽でした。

 

予約も簡単!ウェブ予約です!

 

 

初めてのマンモグラフィー検査とエコー検査

私はとりあえず胸の痛みを相談したかったので、乳腺外来の予約をしました。

検査はした方がいいと言われれば…くらいに思っていました。

 

しかし、診察室で待っていると看護師さんに呼ばれ、検査着に着替えてくださいと言われロッカーが置いてある着替えスペースへ。

診察前にいきなり検査だったので、ちょっと戸惑いましたが、ここからはトントントーンと検査から診察へ…

促されるままに進んでいきます。

 

マンモグラフィーとは

乳房専用のレントゲン検査です。

板で乳房をはさんで薄く引き延ばし、撮影します。

 

マンモグラフィー検査

 

検査をしたことがある友人からは「痛いよ~、ものすごく痛いよ~」

「おっぱいをぺちゃんこにつぶすんだよ~」

と聞かされていました。

 

看護師さんからも「痛いけど頑張ってね」と言われ…

ドキドキブルブルでしたが、私個人の感想は痛いけど十分がまんできるレベルです。

思っていたよりもぜんぜん痛くなかったし、短時間で終わりました。

 

とはいっても、感想は個人差。

しかも、これはもしかして胸のサイズで違ったりするのかな…

私は小さい方なので、押さえつける面積がとても少ないです。

 

なんならしっかり挟めなくておっぱいを引っ張られまくりました…( *´艸`)

左右の胸をひとつづつはさんでギューッと。

片側10秒もしないくらいだったと思います。

 

そして、角度を変えてもう一度。

ナナメに挟んで同じように左右のおっぱいをギューッと。

 

おっぱいのレントゲン。

簡単に終わりますので、あまり恐怖心を持たずにぜひ!

 

エコーとは

超音波検査です。

妊婦さんがお腹でやるあれですね。

 

乳腺科エコー検査

 

暖かいジェルをおっぱいにぬって乳腺の状態を調べます。

触診では分からないしこりが発見できたりするそうです。

 

仰向けに寝て両手をバンザイした状態でやりました。

ジェルを塗ったおっぱいをそーっと機械でなぞるような感じなので痛みはまったくありません。

時間はマンモグラフィーよりは長いですが、それほどかかりませんでした。

 

エコーで見ているおっぱいの中がモニターに映し出されるので自分でも見ることができます。

 

妊婦さんがおなかの赤ちゃんを見るのとはわけが違うので( ;∀;)

なんの面白みもない映像でしたが、ここでギクリ!!

楕円形の黒い影が…

 

え…

 

ドキドキしながらも右胸へ。

 

またもや黒い影…

影が見つかるたびにその映像を撮っている…

 

胸に黒い影。

これ…ガンなの…

 

不安になりながらもここは検査室なので、聞ける雰囲気でもなく終わるのを待っていました。

 

「はい、いいですよ~」

と言われ渡されたおしぼりでジェルを拭き取っていよいよ診察へ。

 

検査後、診察へ

エコー検査で黒い影があったので不安な気持ちで診察室へ行きました。

ここでやっとホームページで見ていた女医の先生とご対面です。

 

それまでは看護師さん?検査技師さん?

詳細はわかりませんが、診察してくれる先生ではない方に症状を聞かれたり検査をしてもらったりしました。

 

とりあえずベッドに仰向けになってまたエコー…

つい2~3分前にジェル拭き取ったばかりなんですが…

 

先ほどのエコー検査の結果をもとに、診察をしてくださる先生がもう一度エコーでおっぱいを見るようです。

 

黒い影が両胸に…

乳がん?

なんでもっと早く来なかったんだ…

1年も前から痛みがあったのに…

 

短時間で色んな後悔が頭をよぎりました。

 

「胸のどのへんが痛いですか?」

と言いながら触診。

 

ジェルをつけてエコーのモニターを見ながら、

先生:「嚢胞がありますね~

 

え…

 

先生:「この黒いぷっくりしたの、嚢胞ですね~。」

 

( ゚Д゚)!!!!

嚢胞…

ガンじゃないの!?

良かった…

 

先生の「乳がんではないですよ、何も見当たりませんでした」という話にホッとしました。

 

エコー検査で写っていたのはきれいな楕円形の黒い影でした。

嚢胞と聞いてみれば、そのようにしか見えない!

川辺に転がっている石のような感じの丸みで、すべての角がそぎ落とされたようなぷっくりした綺麗な形でした。

 

何割かはおっぱいの中に嚢胞がある人がいるみたいで、大きすぎると針を刺して水を抜くようですが、これくらいなら問題ないでしょうということで何もせずに終わりました。

 

じゃあ、この胸の痛みは嚢胞?

 

先生:「いや、嚢胞で痛みというのはないと思います。

 

え!!じゃあなんで!?

 

乳腺は非常にデリケートなので、痛みを感じる方は結構いるそうです。

痛いと思うと余計に痛くなったりもしますからということでした…

 

あまりひどいようなら痛み止めを出しますと言われましたが、そこまででもないのでとりあえず様子を見ることになりました。

マンモグラフィーの画像も見せてもらいましたが、何の影もなくきれいな状態でした。

 

1年以内にもう一度検査をしてみるといいですねということで検査も診察も終了。

 

嚢胞(のうほう)って何?

液体をためた袋状のもので、エコーを当てると多くの方に見つかります。

つるんとしたものであれば問題ありません。

炎症をともなう、いたみがある、などの症状がある場合は、穿刺をして中を吸ってしまうと小さくなります。

壁に何かできていれば病理検査になります。

 

 

乳がん検診の高い壁

なぜでしょうね。

なかなか重い腰が上がらないのは私だけではないと思います。

 

変な病気が見つかるのが怖い。

どんな検査をするのか不安。

おっぱいつぶされるって恐怖!!

などなど…

 

人それぞれ理由はあると思いますが…

 

私はテレビや雑誌で乳がんの早期発見の大切さをしょっちゅう見ていましたが、痛みが気になって仕方なくなるまで病院に行くことができませんでした。

 

自分が行かなかった理由って何だろう。

 

乳がんが見つかるのが怖い。

先生や看護師さんによっては嫌な思いをするかも。

マンモグラフィが痛いという話を聞いた。

受診する病院を見つけるのがめんどくさい。

 

書き出してみるとどれも大した理由ではないんですが…

私にとっては高い壁になっていました。

 

乳がんの検査を受けてみて

清々しい気持ちです。

 

今まで、ガンなんじゃないかという不安や、いつか受けなければいけないという焦りが心のどこかにありました。

いざ検査を受けてみると、簡単に終わりすぎて(笑)

何をそんなに構えていたんだろう…

という気持ちです。

 

もちろん、何も見つからなかったから気分よく帰ってこれたのだと思いますが。

 

人によっては高い壁になっている乳がんの検査。

重要性はもちろんですが、簡単さや受けやすさをもっともっと伝えていかなければいけないんじゃないでしょうか。

 

私が行った乳腺科は先生も看護師さんもスタッフさんもみなさん感じが良く、マンモグラフィー、エコー検査、診察と一連の流れができていたのでスピーディーで本当に簡単でした。

 

検査着に着替えてからお会計を終えるまで30分くらいだったと思います。

料金は3,580円。

 

検査って高いのかなという先入観がありましたが、これくらいなら気軽に受けられますね。

病院によって内容が違うと思うので、あくまでも私が受診した病院の金額です。

ご参考までに。

 

検査着はおっぱいを出しやすいような作りになっているのですが、丸出しにしていても全く恥ずかしくない雰囲気!

 

男性医師やスタッフに抵抗がある方は女医さんのいる病院やスタッフ全員女性ですという病院を探してみると行きやすいと思います。

私も抵抗があったので女医さんがいる病院を探しました。

 

1回受けてみると、まあ、男性医師でもいいかな~

なんて余裕も出てきます。

 

定期的に検査をするのが一番

今回の検査では嚢胞が左右の胸にありましたが、特に問題ないという事でした。

しかし、乳がんは予防できないので、1年に1度くらいは検査を受けましょうと言われました。

 

あとはこまめにセルフチェックを。

月に1度、生理が終わったあたりの乳腺が張っていない時期に自己検診をするといいそうです。

 

乳腺症って何?

病気ではありません。

年齢やホルモン環境の変化による乳腺の変化です。

痛みがあったり、乳腺が少し硬く感じたり症状は様々です。

乳腺症の程度によっては乳がんとの違いが分かりづらいこともあり、その場合は病理検査や経過観察が必要になることもあります。

 

繊維腺腫って何?

乳腺にできる良性のしこりです。

10代~20代にできることが多く、サイズが大きい場合は治療を勧められることもありますが、小さい場合はそのままでも問題ありません。

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この記事を書いた人

40代webクリエイター
1人が好き、家が好き、副業と投資でお金貯めてます
31歳で貯金200万円、41歳で2000万円、43歳で2400万円達成中

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