スキャナーで口の中を撮影してから約1ヶ月。
どのように歯を動かしていくかという治療計画を聞きに行ってきました。
今までは検査料だけでしたが、ここで矯正料金の支払いを行います。
税込で649,000円です。
検診やスキャナーでの撮影は違う先生や歯科衛生士さんがやってくれましたが、説明は矯正の担当医の先生がしてくださいました。
スキャナーで撮影した3D画像での説明
スキャナーで撮影した自分の歯の3D画像をモニターに写して説明してもらいます。
ガタガタの歯がどのように真っ直ぐになるのかが具体的に見られるの矯正終了後のイメージがわきます。
矯正前の歯並びから少しづつ動いていく動画を見せてもらえます。
使うマウスピースは57個。
1週間〜2週間くらいで変えていき少しづつ動かします。
想定されている期間は約1年ということでした。
しかし、マウスピースの装着時間や動きの具合によって期間は人それぞれだそうです。
57回のマウスピース交換が終わった後は「もう少しここをこうしたい」という希望があればさらにマウスピースを追加で作れます。
料金は最初に払った料金に含まれており、これ以降5年間有効なんだそうです。
※一度中断してからの再会は別みたいです。
綺麗に歯が並んだけど「前歯をもう少し引っ込めたい」「ここが気になるからもう少し変えたい」など、歯並びが綺麗になると細かいところが気になる方が多いみたいです。
細かいところは今回の治療計画で歯を動かした後に相談しましょうということでした。
私の歯はガタガタなのでアタッチメントとゴムかけが必要です。
アタッチメントとは
マウスピース型矯正装置(インビザライン)はマウスピースを交換していくことで歯を動かし矯正治療を進めます。
歯をしっかり動かすために欠かせないのがアタッチメントという歯につけるポッチです。
シュミレーション画像ではピンク色ですが、実際には白色です。
アタッチメントはマウスピースと歯のフィットを向上させます。
普通に付けただけでは歯の根の方まで力をうまく伝えることができませんが、アタッチメントを使うとしっかり力を加えることができます。
ゴムかけとは
上あごの装置と下あごの装置にまたがって治療用のゴムをかけることをいいます。
これは、毎回マウスピースを付け外しするときに自分でかけます。
先生には「子供でも自分でやるので慣れれば鏡を見ないでも付けれるようになりますよ」と言われました。
マウスピースの2枚目まではアタッチメントもゴム掛けもせずに1枚を2週間装着
これは、マウスピース矯正に慣れるために行います。
口の中というのはとても敏感で髪の毛が一本入っただけでもとても気になります。
歯の全体を覆うマウスピースだとそれ以上!
最初は違和感で辛く感じる方が多いそうです。
それに加え、アタッチメントやゴム掛けをするのはさらに違和感が…
ということで、まずは何もない状態でマウスピースに慣れるための1ヶ月ということです。
ブラックトライアングルというリスク
ブラックトライアングルとは歯と歯の接触点と歯ぐきに囲まれたすき間です。
黒い三角形に見えるので、それがそのまま名前になっています。ブラックトライアングルができやすいのは主に前歯で、特に下の前歯によく見られます。
もともと歯は扇型です。
ガタガタの歯を動かして扇型の歯を隣り合わせに並べると歯茎と歯の間に隙間ができます。
10代だと成長過程なので歯茎が歯に沿って上がってくるのでなりにくいらしいのですが、20代以降の成長しきった大人は歯茎が成長して上がってくることはないそうです。
綺麗に歯を並べた後に歯の生え際に隙間…
しかも口の中は黒いので黒い隙間になります。
私のシュミレーション画像でもこのブラックトライアングルがありました。
それほど気になることはないと思いますが、こういった現象があることをリスクとして頭においてくださいと言われました。
この隙間をなくす治療というのはとても難しく、私が住んでいる地区では対応している歯医者を1件紹介できるかできないかくらいということです。
東京だと何件もあるそうです。
そして、1本歯の形を変えるのに4万円ほどかかります。
次回はついにマウスピースのお渡し!
これがまた1ヶ月後…
通常は2週間程度らしいのですが、アメリカで作っているマウスピース、現在、コロナウィルスの影響で週3日休みでさらに運送にも時間がかかっているので少し余裕を取っての期間です。
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