ライフスタイル
2018.07.20お小遣い稼ぎ
写真でお小遣い稼ぎ。ストックフォトサービスは本当に稼げるのか
大したカメラの技術はありません。
愛犬でも撮ってみようかと購入したミラーレス、知人からお借りしている一眼カメラがあるものの、使いこなせずオート機能ばかりで撮影しています…
そんな私が撮影した写真でも売れるの…?
私の仕事はウェブデザイナーです。
いつもはPIXTAやAdobe stockなどのストックフォトサービスの写真をお金を支払って使っている側です。
ウェブサイトを作る際にはきれいな写真だけではなく、意外と現実的な写真も結構使います。
家の壁や畳などの写真も売れるんじゃないかと思い、ストックフォトサービスに興味を持ちました。
1枚でも売れればいいじゃないかという事で、登録してみることに。
登録はどれも簡単ですぐに写真がアップロードできます。
※枚数制限はありますが。
で、売れるのか!?
結論から言うと、数枚は売れます。
カメラの技術も知識もない。
そんな私が何枚か写真を撮って数社でアップしてみたところ、全部合わせて3,000円くらいにはなっています。
期間としては1年くらいでしょうか…
とはいっても最初に十数枚アップロードして放っておいただけですが…
私が登録したのはPIXTA、写真AC、フォトライブラリー、Adobe Stockの4社。
簡単にご紹介しますので、興味がある方はご覧ください。
目次
ストックフォトサービスとは
写真やイラストなど、あらかじめ用意して提供するサービスです。
登録をすれば誰でも(未成年は会社ごとに要確認)写真を販売することができます。
登録された画像は利用者によって様々な用途で使われます。
テレビや雑誌、ホームページに広告など。
もしかしたらあなたが撮影した写真がメディアに登場することがあるかもしれません。
ストックフォトサービスで写真を販売するには
まずは販売したい会社でアカウント登録をします。
まずはストックフォトの会社で登録を。
個人情報を入力しなければいけませんが、結構簡単に登録できます。
ストックフォトサービスの会社それぞれに利用規約がありますので、しっかり理解して登録しましょう。
次にアップロードする写真を用意します
とりあえず、どんな写真を売ればいいのかわからない人は自分の家の中から撮ってみてはいかがでしょうか。
私は和室の畳や障子、キッチンのシンクを撮ってアップロードしたところ、数枚ですが、売れています。
綺麗な写真はプロにはかないませんからね…
泥臭さで勝負。
住宅リフォームやリノベーション、建築関係のホームページや広告で使われるのでしょうか。
アップロード
アカウント登録したストックフォトサービスにログインして、販売したい写真をアップロードします。
アップロードする際には、だいたい写真のタイトルとタグが必要になります。
ここで登録したタイトルやタグが利用者が検索する際に使われるのでかなり重要です。
インスタやtwitterのタグ付けと同じですね。
例えば、
タイトル
「和室の畳」
タグ
#たたみ #畳 #和室 #貼り換え など。
タグ付けは複数した方が良いみたいですが、見当違いなタグ付けをすると審査で指摘される会社もありますので気を付けてください。
注意事項
人物が移っている場合は許可が必要です。
特定ができない場合、手だけや後ろ姿だとOKだったりしますが、その辺はアップロードするストックフォトサービスの利用規約に従ってください。
建築物に関しても注意が必要です。
「あの建物だ」「あの人の家だ」と知っている人から見ればわかってしまうような写真は許可が必要な場合がります。
敷地内での撮影も同じです。
街の景観の一部として写っている場合あ良しとされているそうですが、どこまでがOKなのか、グレーゾーンです。
撮影禁止にしている場所もありますので、気を付けてください。
また、ブランドのロゴや商品が特定できてしまうものも気を付けなければいけません。
審査
ストックフォトサービスはどんな写真でも販売できるわけではありません。
アップロードした写真は審査を通過する必要があります。
審査基準は会社によってそれぞれです。
甘かったり厳しかったり、審査にかかる時間もそれぞれ。
翌日だったり1週間後だった李、あるいは数週間だったり。
この審査に通って初めて販売が開始されます。
PIXTA
PIXTAクリエイター登録
https://pixta.jp/users/new/contributor
特徴
登録がしやすく、単価も比較的高いです。
ただ、購入する側の利用者が単品購入した場合と定額制で購入した場合でかなり金額が変わります…
単品購入とは1枚だけ単品でお金を払って購入すること。
定額制は月額や年額を払って1か月何枚まで取り放題のお得なサービスです。
単品で、定額制でというのは登録時に選べます。
実際に自分が購入側として使う際には、定額制よりも単品購入でしか買えない写真の方がやはりクオリティが高い写真があると感じました。
そして、定額制だとちょっといいなという写真も気軽に購入できるので、売れやすいというメリットがあります。
ただ、定額制で販売するにチェックしていても、定額制を契約していない方が単品購入をしてくれる場合もあるので、安売りしたくない!かなりオリジナリティがあってこだわりの写真だ!というもの以外はまずは定額制での販売でもいいかもしれません。
ちなみに、私はすべて定額制での販売をするにチェックして販売していますが、2枚だけ単品購入してもらえました。
まあ、まずは、単品で買ってもらえたらラッキーだなくらいの気持ちで。
金額は定額制だと数十円、単品購入だと数百円とかなり違います…
審査基準
甘くもなく、厳しくもなくです。
私の場合は、一眼を使いこなしていないので、画像が鮮明ではありませんという理由で何枚か販売NGになっています。
あとは、個人情報やロゴ・商標が写り込んでいるなどの理由でのNGもありました。
しかし、4つのストックフォトサービスでPIXTAが一番販売の合計金額が高いです。
写真AC
※右上の会員登録をクリックすると「ダウンロード会員」と「クリエイター会員」が選べます。
写真を販売したい方はクリエイター会員で登録してください。
写真ACはとにかく単価が安いです。
1ダウンロードで2.25ポイント(1ポイント1円です)
しかし、写真ACはアカウント登録すると購入する側は1日1枚は無料でダウンロードできます。
そのため、他のストックフォトサービスよりも断然ダウンロードされる数は多いです。
他社で審査に落ちてしまった写真など70枚ほどをアップロードしましたが、現在、143ポイント。
1ダウンロードでたった2.25なので60枚ほどダウンロードされています。
アップロードしてからの期間は1か月ほどです。
70枚のアップロードした写真の中でダウンロードされているのは一部。
1回もダウンロードされていない写真の方が多かったです。
ちなみに、一番多くダウンロードされた写真は街並みの写真でした。
審査基準
甘いです。
そしてアップロードから審査までがとっても早いです。
他のストックフォトサービスで審査に通らなかった写真でもたいてい通りました。
ただ、ACで気を付けなければいけないのは著作権です。
アップロードした瞬間に著作権がACに移ってしまうので、他での重複販売や自分で使うことができなくなってしまいます。
そして、著作権がACに移るからなのか、一度アップロードした場合管理画面から自分で削除することができません。
アップロードしてからやっぱり削除したいとか著作権を渡したくないと思っても遅いので気を付けてください。
フォトライブラリー
サイズはS,M,Lがありそれぞれ100円から価格を自分で決めることができます。
他より高いと売れにくかったりもするので、難しいですね…
フォトライブラリーでの難点は、画像の登録がめんどくさいところです。
そして、アップロード上限が25枚でそこからなかなか上がらないんです…
そのため、数で勝負というわけにいきません。
しかし、たった25枚しか登録していないにもかかわらず、気づけば2枚ほど売れていて、合計で1,813円になっているではありませんか!
1枚売れたときの単価が他よりも圧倒的に高かったみたいです。
審査基準
PIXTA同様、甘くもなく厳しくもなくです。
ピントのブレでももちろん審査NGになるのですが、有名な観光地や花など、既にたくさんの登録があるものは審査に落ちる場合があります。
私の場合は稲の写真、これがすでにたくさんの登録があるという理由で審査が通りませんでした。
そして、審査に時間がかかる場合があり、登録から販売開始までの時間が長かったように思います。
Adobe Stock
※写真を販売したい方はコントリビューター(素材提供者)として登録する必要があります。
Adobe Stockコントリビューター(素材提供者)登録
https://contributor.stock.adobe.com/jp
アドビが運営するストックフォトサービスです。
PhotoshopやIllustrator などのアドビの主要アプリと連携しています。
綺麗な写真が求められているので、ピントのブレや写真の色味補正具合など他のストックフォトよりも高いクオリティを求められるような気がします。
カメラ初心者の私には審査基準が厳しくて…アップロードしてもなかなかクリアできません。
普段は一眼で撮った写真のボケ具合を楽しんでいますが、被写体にしっかりピントが合っていないといけないので撮り方を考えなければ。
審査基準
とても厳しいです。
他で審査に通過した写真でもかなりな枚数がNGで通過できませんでした。
ピントのブレや色の補正具合など、綺麗な写真で無ければ審査を通過できません…